DELTA 1010 User's Guide : Chapter 542
• Restore Defaults
:クリックすると、ステータスビッ
ト(
Advanced
)を初期設定に戻します。
2.Digital Input
:
ここでは、デジタル入力ポートの選択とステータスを表
示します。
DELTA DiO 2496
など
2
系統のデジタル入力
(
Coax
・
Optical
)を備えている製品では、使用するデジ
タル入力ポートを選択します。
入力ポートの下に表示されるステータスは、
Delta 1010
のデジタル入力から有効なデジタルシグナルを感知する
と
Valid Input Detected
と表示されます。デジタルシグ
ナルが不適切またはデジタルシグナルがない場合には、
Invalid or Not Present
と表示されます。
3.Consumer Format Advanced Settingst
:
ここでは、
Digital Output Format
で
Consumer
(
S/PDIF
)
を選んだ場合の、
SCMS
・エンファシスに関する設定を行
います。
• Copy Mode
:ここでは、ステータスブロックに含まれ
る
SCMS
(
Serial Copy Management System
)の設定を
行います。
SCMS
は、デジタルコピーの制限を加えます。
a. Original
(
Copy Permitted
):オリジナル(マスター)
としてデジタル出力します。このデータから
2
世代の
デジタルコピーが可能です。
b. 1st Generation
:
1
世代のコピーとして出力します。こ
のデータから
1
世代のデジタルコピーが可能です。
c. No SCMS
:
SCMS
シグナルは出力されませんので、デ
ジタルコピーの制限が加えられません。
※
SCMS
は、接続するデジタル機器によって解釈が異な
る場合があります。
• Emphasis
:ここでは、
Emphasis
の設定を行います。
Emphasis
とは、古いオーディオ
CD
や
FM
伝送系放送
等に、あらかじめ高域を強調(プリエンファシス)し
てレコーディングし、再生時に高域を抑える(デエン
ファシス)ことで耳につき易い高域部のノイズを低減
(
S/N
比の改善)することを意味します。
a.No Emphasis
:エンファシスを適用しません。
b.50/15usec
:
50/15usec
の時定数を使ったプリ・エンファ
シスを適用します。
3.Professional Format Advanced Settings
:
ここでは、
Digital Output Format
で
Professional
(
AES/
EBU
)を選んだ場合の、データタイプ・エンファシスに
関する設定を行います。
• Data Type
:ここでは、出力するデータタイプの設定
を行います。
a. Audio
:オーディオシグナルを出力します。
b. Non-Audio
:ヘッダー内のオーディオビットは「
Non
-
Audio
」に設定できます。この設定は、一般的に
Dolby
Digital AC
-
3/DTS
エンコーデッドデータを外部デコー
ダへデジタル送信(パススルー)する場合に使用しま
す。
• Emphasis
:ここでは、
Emphasis
の設定を行います。
Emphasis
とは、古いオーディオ
CD
や
FM
伝送系放送
等に、あらかじめ高域を強調(プリエンファシス)し
てレコーディングし、再生時に高域を抑える(デエン
ファシス)ことで耳につき易い高域部のノイズを低減
(
S/N
比の改善)することを意味します。
a.No Emphasis
:エンファシスを適用しません。
b. C C I TT
:
CCI TT
(
Con su lt ati ve Co mm itt ee on
International Telegraphy and Telephony
)のプリ・エン
ファシスを適用します。
c.50/15usec
:
50/15usec
の時定数を使ったプリ・エンファ
シスを適用します。
About
About
では、
DELTA 1010
のデバイスドライバと
M-Audio
Delta Control panel
(コントロールパネル・ソフトウェア)
のバージョンを表示します。また、
M-Audio Delta Control
panel
のメニューにて設定の保存
/
読み込みが可能です。
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